思考の整頓

"もやもやしたもの"に輪郭をあたえる

三億円事件で〝ぐにゃっ〟と世界が歪む

〝ぐにゃっ〟と世界が歪む音が聞こえるときがある。 去年、50年前に起きたあの有名な未解決事件である〝三億円事件〟の犯人(とおぼしき人)が名乗り出たそうだ。 理由は、自分はもういつ死んでもおかしくない年齢で、もしこのまま誰にも話さないまま死んでし…

ちぐはぐなギャップにくらくらする

「シネ」と言われたことがある。 中学生になったばかりの頃だ。 くらくらした。 中学に入学したばかりの僕たちはすぐに「自己紹介カード」なるものを書いた。 ----------- 名前 誕生日 趣味 特技 私の好きな◯◯ みんなに一言 ----------- など、書き上げた後…

僕の名前は〝もりい〟です

ずっと思い悩まされてきたことがある。 名字を間違えられることだ。 僕の名字は「森井」と言うのだが、どう間違われるかと言うと「森」と間違われる。 悪夢は13歳から始まった。 中学生の頃から通い始めた塾に「森」がいたのである。 先生が「はい、じゃあ次…

バルミューダはとっても怖い

バルミューダはとても怖い。 見る度にいつも〝戦力外通告〟を突きつけてくるからだ。 最近、我が家に「バルミューダ」がやってきた。 バルミューダの高級トースターはとてもスタイリッシュだ。 見た目は誰もが気に入るであろう白で、作りはとてもシンプル。 …

乳がんが再発したお母さんのどうしても伝えておきたい話

僕はこれまでありがたいことに自分自身はもちろんのこと、僕の周りでもほとんど不幸にみまわれず、これまで元気に生きてこられました。 しかし、ちょうど1年前、僕の知る限り、最も絶望的状況を目にしてしまいました。 その話はぜひとも皆さんにも知っておい…

28年間生きてきて最も幸せだった日が教えてくれた、人生で必要な2つのこと

今日は僕が28年間生きてきて人生で最も幸せだった日の話をしたいと思います。 僕はあまり涙腺が弱くないらしく、例えば映画を見て感動しても絶対に泣くことはないのですが、 (ここで言う〝泣く〟は、〝感動する〟ではなく、文字通り〝涙がこぼれる〟の泣くで…

日大アメフト部・内田前監督、アラーキー、島田紳助の共通点とは

「一時代を築いたほどの人や組織が時代に取り残され、その結果、業界から消える」というようなことが度々あり、前々からそれがすごく疑問でした。 人気長寿番組とかもそうですね。なぜ栄華を極めたような人でも淘汰されてしまうのか。 今回、日大アメフト部…

人はなぜ怒ってしまうのか?

最近、テレビを見ていて心が震えたことがありました。 ある交通事故で愛する妻と娘を同時に亡くしてしまった遺族の旦那さんの発言にです。 この男性は、加害者の居眠り運転のせいで、妻とまだ幼い娘を亡くしてしまいました。当然、言い知れぬ悲しみと怒りで…

初めて見た幽霊の記憶と、物語の発現性

僕は、プリントに書かれた「おばけを見た」欄に、堂々とチェックをつけていた。 これは、確か幼稚園に通っていた頃の話である。 夏休みに家族でおばあちゃんちへ泊まりに行った。おばあちゃんちは、阪神淡路大震災で崩れてしまったのでそのあと新しく立て直…

4月1日生まれの就活生が、エイプリルフールの影で苦しみながらも無事に内定した話

「なんで私ってこんなに自己肯定感が低いんだろう。自分に自信が無さすぎて……」 各企業がサマーインターンを始める大学3年の夏、就活生の友達にこんな相談をされた。 彼女が志望している会社は、就活用語で「自己分析」と呼ばれるものが内定するためには必須…

就活生の頃に知っておきたかった「自分の中に眠っている強み」の見付けた方7ヶ条

就活生の頃、すごく悩んでいました。 面接官に「あなたの長所は?」と聞かれても、自分の強みなんて何もないと。 面接官:長所を教えてください。学生:コ、コ、コ、ココミュニケーション能力です……(震えながら)面接官:…… そんな当時の僕みたいに「短所なら…

1万円課金して、ストレングスファインダーの資質34位まで開示してわかった6つのこと

数年前、ストレングスファインダーの資質34位まで開示するために1万円を課金した。 お互いの性格をよく知っている親友と全資質を開示した上で、数ヶ月に渡り、自分たちの性格を議論した。僕も親友も上位5つの資質に「個別化」があったこともあり、相手の才能…

人は簡単に「肩書き」に騙される

■居眠りをする学生がいなくなったほどの一言 就活生だった頃、あるベンチャー企業のサマーインターンの説明会へ行った。 その説明会は土曜日の朝9時から始まり、大学の1限もまともに行けたことのない僕にとって辛い時間帯だった。そのため説明会の間、思わず…

人は簡単に「まぐれ」に騙される

■「好きな子と誕生日が同じ」は運命か 10代の頃、好きになる女の子がことごとく4月生まれだった。 自分と同じ4月生まれだと知る度に「あ、運命なのかも」と思っていた。 大学に入ってからも、元カノと次に好きなった子が二人続けて4月生まれで、かつ同じ誕生…

誕生日を祝ってもらえる人と、祝ってもらえない人のたった一つの違いとは

昔々、ある遠い国に、どんなことでも「科学」で悩みを解決することのできる神様がいました。その神様のもとには、悩める老若男女が夜な夜な通い、人生相談をしに来ていました。 そして今宵も……。 コンッ、コンッ。ノックの音が聞こえた。 あなたがどんな悩み…

なぜ正義の味方は、みんな〝イケメン〟なのか?

佐藤健、瀬戸康史、福士蒼汰、菅田将暉、飯島寛騎。 この羅列を見て、ピンときた人はなかなかの重症だ。 共通点は、もちろん「イケメン」。そして、仮面ライダーの主人公を演じたことがある俳優である。 仮面ライダーは、子ども向けであるにも関わらず、子ど…

女の子に「学ランを返して」と言えない

世界からはみ出してしまっている人がすごく気になる。 ・合コンに来ているのに何もしゃべらない人。・すごくキラキラしたリア充集団のイベサーにいるのに、はじっこでぽつんとしている人。・ボウリングでストライクを取ったのに誰ともハイタッチすることにな…

眉毛をいじられて世界に触れる

子どもの頃、よく世界からはみ出してしまっていた。 2人1組になる類いのものが苦手だった。中学生の頃、野球部で、毎朝いつも決まった相手とキャッチボールをする。 しかし、そのキャッチボール相手が風邪で休んだ日にはもうパニックだ。代わりにキャッチボ…

「ドッチボールが地獄だった」と女の子に言われてハッとした話

小学生の頃、僕にとって「ドッチボールが強い」ことは正義だった。 毎日毎日、休み時間はドッチボール。 体育の時間にドッチボールをするとなったときは、飛んで喜んだ。敵チームの相手に向かってボールを力強く投げつけ、いかに誰よりも長くコートにい続け…

1週間で1記事300pvから1万pv!自分にしか書けない文章術の極意8ヶ条

ここ2週にわたって大好きな本や文章、ブロガーさんについて書いてきまして、3部作今回でラスト。今回は文章を書く上での仮説・検証の仕方や市場の見極め方についてがメインですが、文章を書き始めてからこの約7年間で培ったものを詰め込みました。本記事1600…

1000冊以上読破した僕が〝文章の教科書〟として薦めるとっておきの9冊

前回こちらで、大好きなブロガーさんや良記事を紹介しながら、自戒をこめて名文とはこういうものだ!という記事を書きましたが、今回は僕が文章の教科書、文章の師匠としている本を紹介します。 ■文章の師匠が見つかれば、半分成功したようなもの 1.毎月新聞…

読んだ人の血肉となるような魂のこもった文章を僕は読みたいのだ

新年一発目のブログということで、大好きなブロガーさんや記事を紹介しながら、今回自戒を込めて、大変恐れ多いのですが失礼承知で、「こういった文章が読みたい!」と「文章」について書かせてもらおうと思います。 昨年末、DeNAのWELQ騒動がありましたが、…

初めての世界は、何気ない一言から始まるのかもしれない

もう年の暮れですね。 年を取ってくると、初心というものを忘れてしまうもので。忘年会で後輩に会うと、当時大学生だった頃の熱い想いみたいなのを思い出すわけですよ。 そんな初心で一番想い出に残っている話があるので、それを書いて、2016年のブログ納め…

比喩男

神様は世の中を平等に作ってくれたのだろう。 男には欠点があった。 高身長でイケメン、それでいて大企業の御曹司。言い寄ってくる女はたくさんいた。 ただどれも長くは続かなかった。 男は、現代の言葉で言う、ボキャ貧だった。 まぁ簡単に言うとバカだった…

14歳

14歳だった頃の僕はどこか少し冷めていて、ずっと手応えの無さのようなものを感じていた。 早く大人になりたかったのに、周りと一緒になって14歳らしいことをし、笑い、はしゃぐ。それに気づいて苛立ち、不安になる。 ____ 中学生の頃、野球部でフレッシ…

M-1グランプリで生まれる「笑いの爆発」の正体とは

ある芸人は言う。 「M-1はお祭りではない、戦だ。誰が一番強いのか。魂と魂のぶつかり合い」 M-1グランプリは他のお笑いの賞レースとは違う。まったく仕事のなかった芸人が一夜にしてスターへの階段を駆け上がることのできる、まさにアメリカンドリーム。芸…

20歳の渋谷系ギャルが教えてくれた大切なこと

10年くらい前だっただろうか、何気なくニュースを見ていたら、喋りのプロフェッショナルである某キー局のアナウンサーが信じられない言い間違いをしていた。 大リーグの〝レッドソックス〟のことを〝レッドセックス〟と言ってしまったのである。 当時ちょう…

18禁コーナーに入りたくなる心理を考察したら、ある一つのことがわかった

■屋上から飛び降りようとした女子大生 あれは確か、僕が大学2年生だった頃の話。年の暮れに、慶應の協生館という建物の屋上から、泣きながら飛び降りようとした女子大生がいた。 いじめられていたわけではない。慶應の授業についていけなくなったわけでもな…

関西人はツッコミでいつも忙しい

それってツッコミ待ちですか?ということがよく起きる。そんな時、関西人の性で思わずつっこんでしまう。 僕の住んでいるそばの駅に「センター北」という駅がある。 センター北て、センターなのか北なのかどっちやねん。センターよりの北か?それとも北より…

風俗嬢は彼氏にただでセックスさせるのか

風俗嬢の友達に、彼氏とのセックスについて悩んでいると相談されたことがあった。 悩んでいると聞いて、彼氏とうまくいっていなくてセックスレスなのかなくらいに思っていたら、そうではなかった。 「普段お金をもらって仕事として、セックスをしている。 そ…