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思考の整頓

"もやもやしたもの"に輪郭をあたえる

1週間で1記事300pvから1万pv!自分にしか書けない文章術の極意8ヶ条

 

ここ2週にわたって大好きな本や文章、ブロガーさんについて書いてきまして、3部作今回でラスト。今回は文章を書く上での仮説・検証の仕方や市場の見極め方についてがメインですが、文章を書き始めてからこの約7年間で培ったものを詰め込みました。本記事16000字の超大作となっているので目次を作っておきます。

 

1.「こういうのを書きたい!」かつ「自分でも書けそう!」という文章の教科書を見つける
2.「今、ネットで何が求められているのか?」を分析する
3.自分が扱える「バズの公式」を作る
4.仮説が外れたときにすべきこと
5.無理にバズらせるより、魂をこめた記事
6.マーケット感覚を身につけよう
7.「バズの公式の作り方」ではなく「公式そのものの作り方」を学ぶ
8.マーケット感覚を養うべき本当の理由

  

自分にしか書けないウケる文章=「自分の書きたいかつ書けること」×「市場を見極める力」

この記事で言いたいことはこちらです。記事の前半では「自分の書きたいかつ書けること」について、中盤から「市場を見極める力」の話をしていきます。


■ 1.「こういうのを書きたい!」かつ「自分でも書けそう!」という文章の教科書を見つける

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文章上達の秘訣は、ずばり「真似」である。自分がいいと思う文章を見つけて、それを模倣する。それに自分の色を足していくことで、オリジナルな文章が生まれる。おそらく何をするにしても大切だと思うが、こと文章に関しても模倣が大事だと断言できる。

そのためにまず模倣すべき「自分の文章の教科書」となるものを探すべきだ。

そんな教科書となる1冊を見つけるためにはまず100冊読む。座右の書となるであろう1冊を見つけるために残りの99冊があるのである。がつんと殴られたかのような衝撃的な一冊とは、そうやって出会うもの。

では、具体的にどんな文章がいいかと言うと「こういった文章を書きたかったんだ!」「これは俺のための本なのか!」と思わされるような文章である。

しかし、ここが大事なところなのだが、読んでいて仮に面白かったとしても、それが自分に書けそうにない文章なら、それは自分の文章の教科書にしてはいけない。

「お手本とする文章なんだけど、なんか自分でも書けそう」というところがポイントだ。

「こういうのを書きたい!」かつ「自分でも書けそう!」という文章を見つけるところから始める。

「知的でウィットに富んだ文章」が好きな人もいれば「自分の体験談を赤裸々におもしろおかしく暴露するスタイルの文章」が好きな人もいる。ここはなんでもいい。

「読んでいて目から鱗で、こんな文章書きたかったのだ!」かつ「この人が書く文章のリズムや構成、内容が、なんとなく自分がいつも書いている文章と似ている」と思える文章が、自分の文章の教科書にすべきである。

「すごいと思うし読んでいて面白いんだけど、これは俺には書けないなぁ」と思ったら、その文章の流派には入門できない。

僕でいうと、オモコロのARuFaさんが書くおもしろ記事が好きだ。読んでいて笑える。ただ、全力で体を張って笑いを取りにいく記事は読む分には良いけど、そこまで自分をネタにできないので、いくら研究してもあんな風には書けるようにはならない。なので「全力で体を張ってボケる」土俵では戦ってはいけない。 


次に、お手本となる作家を見つけたら、「その人の書いた本は全部読んで研究する」。それらの着眼点・構成・リズム・言葉をひたすら模倣して書けば、文章は自然とうまくなっていく。自然とその人の文体が自分に乗り移り、「自分は作家の〇〇なんじゃないか」と思えるまで模倣できれば合格だ。

仮に構成などの入れ物というか枠組みを真似したとしても、中身が自分の体験談であればそれは決してぱくりではない。ただ、これをやると、乗り移っているので仕方がないのだが、好きな作家の文章にあまりにも似てくることがある。書いた文章は正真正銘、自分の文章なのに、見る人が見たら「あの作家のパクリではないか?」または「あの作家にインスパイアされ過ぎて、既視感がある」となってしまう。

 

そこですべきなのが、「お手本となる師匠を複数見つける」ことだ。

コラムの書き方ならこの人、エッセイならあの人、学術的な話なのにわかりやすく書く方法は××、情緒的な文章は▲▲さん、オチの書き方はいつも笑える〇〇さん、という風にである。

「この部分を真似したい、身につけたい!」という箇所を習得していくことで、自分の書ける幅が広がっていく。

そして、研究し尽くしたお手本を、複数見つけて、組み合わせる。ここまでくると自分だけのオリジナリティが文章に滲み出てくるはずだ。 

 

いろいろと組み合わせて出来上がった僕のオリジナルで、得意な文章スタイルのうちの一つは、「エロ×学問」だ。

前回に記事でマルコム・グラッドウェルという作家を文章の師匠の一人としていると言ったが、マルコム・グラッドウェルから、学術的な内容をわかりやすくストーリー仕立てで書く方法を取り入れた。

そしてこれは前々回の記事で好きと言った水野敬也さんの文章から「エロ」要素を取り入れた。ただ僕は水野さんのように赤裸々に自分の経験談を暴露できないし、しようとも思えないので、あくまでエロは外側だけだ。以下、3記事が「エロ×学問」。

読んでもらったらわかると思うが、中身は一切エロくない。外側だけエロをまぶしたポジティブ心理学行動経済学社会心理学といった学術的な内容となっている。

あとで詳しく書くが、Web上の文章はまずクリックしてもらわなければならない。そのためにはWEBでウケるいくつかの要素が必要なのだが、僕は「芸能」とか「猫」はまったく興味がないので、たくさんの方に読んでもらうために行き着いたのが「エロ」であった。

このように、マルコム・グラッドウェルと水野敬也さんから取り入れた「学問」と「エロ」を組み合わせることで僕だけのオリジナルな文章が出来上がるのである。 

 

以上、簡単にまとめるとこうなる。

①とにかくたくさん読んで、文章の教科書となる「こういうのを書きたい!」かつ「自分でも書けそう!」な文章を探す(ここが一番のポイント!)
②見つかったら、徹底的に研究する
③模倣して書く
④お手本となる師匠を複数見つける
⑤師匠から学んだ要素を組み合わせる 

⇒自分にしか書けない、オリジナルな文章の出来上がり


2.「今、ネットで何が求められているのか?」を分析する

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この記事で伝えたい、自分にしか書けないウケる文章=「自分の書きたいかつ書けること」×「市場を見極める力」の前半の説明をしたので、これから後半部分である「市場」について書いていきます。(本文16000字と大変長くなっていますが、特に■3.以降の後半が内容濃いのでどうぞ何卒最後までお付き合いくださいませ…!)

先に断っておくと、決して「バズる記事の作り方」を書くわけではない。今までバズった数なんてしれているし、そこは僕よりも語るにふさわしい人がたくさんいる。

ここではあくまで、仮説・検証の仕方と市場の見極め方について(もちろんこれも僕なんかよりも語るべき人は山ほどいますが汗)、成功事例と失敗事例を交えて、僕の経験を書くことで読者の方々にこうやって考えればいいのかと追体験してもらえるように書いていきます。 

ネットでウケる文章と自分が好きな文章は違う。僕はエッセイが好きなのだが、そんなエッセイをブログで書いてupしてもまずクリックされずほとんど読まれない。(エッセイが読まれない理由は後述しています)

自分の書きたいことをそのまま書いてたくさんの人に読んでもらえたら最高だけど、そんなことなかなかない。広く読まれるためには、その都度ちゃんと市場(時代が求めているもの)に合わせて変化させていく必要がある。

そのためまず今のネットで広く読まれる記事を書きたい!という人は、どんな文章がウケるのかを分析して、どういった要素があればバズるのか、「仮説・検証」をする必要がある。

その上ですごく参考になるのが、中川淳一郎さんの『ウェブで儲ける人と損する人の法則』に出てくる「ネットでウケる11ヶ条」だ。

 

1.話題にしたい部分がある、突っ込みどころがあるもの
2.身近であるもの、B級感があるもの
3.
非常に意見が鋭いもの
4.
テレビで一度紹介されているもの、テレビで人気があるもの、Yahooトピックスが選ぶもの
5.
モラルを問うもの
6.
芸能人関係のもの
7.
エロ
8.
美人
9.
時事性があるもの
10.
他人の不幸
11.
自分の人生と関係した政策、法改正など

これぞ「ネット文脈に合ったネタ」であり、これらの要素が一つでも入っていない限り、今のネットでは読まれないし、拡散もされないと中川さんは断言する。

前置きが長くなったが、では具体的に僕がブログでどう仮説・検証を繰り返し、ネットでウケる文章を探っていったのかを書いていく。 

 

3.自分が扱える「バズの公式」を作る

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成功事例1.

まずネットでウケる文章を書くためにすべきことは、冒頭で書いたことと同じで、「バズった記事の研究・分析」である。バズった文章をたくさん読み込む。そうしたらなんとなく見えてくるものがあるはずだ。

タイトルにエロが入っているとか、感情に訴えるストーリー性がある、サムネイルが「猫」だとか。モテる人モテない人の特徴について書いた記事やまとめ記事、韓国やガリガリ君など。

このバズった記事の共通原則である「バズ要素」を探す。

見つかればあとは実際に「バズ要素」として合っているのか、検証作業だ。まず僕は「エロ」と「ストーリー」を検証することにした。

中川さんの言う「ネットでウケる11ヶ条」の一つである「エロ」は「バズ要素」だと知っていたが、これも後述するが「知っている」のと「実感として理解している」とでは雲泥の差なので、本当に「バズ要素」なのか、試してみることにした。

そこで、「感動的なストーリー性のある記事はシェアされやすい」と、さらにこれに「エロ要素を加えるとさらに拡散されるのでないか?」と、仮説を立てた。

出来上がった記事がこちらである。

タイトルに書いた通りの話なのだが、中身は幸せ(ポジティブ心理学)について書いていて、「ワンチャンしまくり」と「エロ」要素を入れ、最終的には「彼女一筋になる」という「感情に訴えるストーリー」仕立てにした。

この記事は、ブログ開設してから更新7回目足らずのまったくの無名ブログだったが、バズ要素が二つも入っていたからか、1万pv以上読まれたのであった。

 

そこで次にしたことは、「ストーリー」要素を取ってみることにした。ストーリーのある記事とストーリーのない記事ではどう変わるのかを検証した。 

先ほどの記事が、2つのバズ要素(エロ+ストーリー)×着眼点(ポジティブ心理学)=1万4000pv だったので、ここから物語性を取ってしまい、バズ要素(エロ)×着眼点=??? を試してみることにした。これでもしアクセス数が変わらなければ、ストーリー性はバズ要素ではないことになる。

そこで書いた記事がこちらだ。

結果は、前回の半分の約8000pvだった。おそらく仮説は当たっていて、内容はみんなが興味ありそうな行動経済学についてでなかなか濃い内容だったにも関わらず、ストーリー性がなかったがゆえ、前回と比べそこまでシェアされきらずに終わってしまったのであった。

(ストーリーについて少し触れたが、ストーリーについて詳しく知りたい人は、『アイデアのちから』の中に出てくる「物語性」の部分を読むことをオススメする。アイデアを考える人にとって必読の一冊)

 

このように検証していき、自分が扱える「バズの公式」を作り上げていく。 

・バズ要素(エロ+ストーリー)×着眼点(ポジティブ心理学)=1万4000pv
・バズ要素(エロ)×着眼点(行動経済学)=8000pv


この着眼点という部分がコンテンツ力だと思ってもらっていい。仮にバズ要素をいくつも押さえていたとしても、内容が伴っていなければ拡散なんてされないので、決して内容を蔑ろにしてはいけない。

ちなみにpv数は、これに「自分の影響力」と「シェアしてくれる人の影響力」が掛け算されるので、当たり前だが同じ内容を書いても人によってpv数は違ってくる。同じ内容でも自分より影響力のある人が書けば、1万pvが、3万pvにも5万pvにもなりうる。


「バズ要素」×「着眼点」(コンテンツ力) ×「自分の影響力」=pv

よってこういう式が出来上がる。

 

成功事例2.

僕はエッセイが好きなので、趣味でこういうエッセイを書いている 

内容はそこまで悪くないはずなのだが、これが本当に読まれない。ものによっては1万pv以上読まれたのに、これは500pvくらいしか読まれなかった。20倍も違う。20倍面白さが違うのかと言われれば、決してそういうわけでもない。

最初、不思議で仕方がなかった。そこでこんな仮説を立ててみた。

ブログという場(ネット)では、エッセイはウケない(多くの人に読まれない)。なぜなら、主張がはっきりとしていないからだ。タイトルを見て何について書かれるかが明確ではなく、一行目に結論が書かれていない。最後まで読まなければ、言いたいことが全部伝わらない。 

おそらく隙間時間になんとなく読んでいる人の多いネットでは、繊細な表現の文章はブログ(ネット)には向いていないのである。

そこで、「主張がはっきりしていない文章」を裏返すと、「断定的な主張が明確な文章」になる。何が言いたいかというと「断定的な文章はネットでウケるのではないか?」と考えた。

個人的にあまり尖った文章を書くのが好きではないのだが、初めて断定した記事がこちらだ。 

ブログではないが、去年書いたインタビュー記事「ディスカヴァー・トゥエンティワン 干場弓子社長が語る、若者を不幸にしている嫌いな言葉とは」(2016/03/13)では、嫌いな言葉が3つあると干場社長は言う。それが若者を不幸にしているのだ!と語気を強めて言い切っている。

干場社長の影響力や内容が時代とマッチしたのももちろんあるが、記事の意見が非常に鋭かったため、約7万pvも読まれたのであった。ネットでは「意見の鋭い、断定的な文章」が刺さりやすく「バズ要素」の一つなのである。

このようにネットでウケる文章を書きたかったら、「今のネットでは何が求められているのか?」を見極める必要がある。 

 

市場について書かれた名著『マーケット感覚を身につけよう』の著者・ちきりんさんはこう述べる。

「世の中を生き抜く力と言えば、英語力や財務知識、技術や資格など手に職系のスキルを挙げる人が多いのだけど、私はそれらより前に「マーケット感覚」を身につけるコトが、何より大事だと思ってます。

だって今や 20代から 70歳近くまで 50年も働く時代だというのに、そんな長い期間(半世紀も!)役立ち続ける技術や資格なんて存在しないんです。

だから大事なのは、「今、何が求められているのか?」を見極める力なのであって、それこそが「マーケット感覚」と呼ばれるものなのです」

この「マーケット感覚」こそ、「自分にしか書けないウケる文章」を書く上で必要不可欠な力である。


4.仮説が外れたときにすべきこと

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バズるためには共通原則はあっても、必ずバズる公式なんてものはない。次に、これは広く読まれるかなと思ったのに、仮説が外れてしまった時の話をする。

◆失敗事例1.

この記事を見てほしい。

Webでウケるバズ要素の一つに「つっこみどころがある」というのがある。

思わずつっこみを入れてしまうような話題がWEBではウケると言われている。

この記事はタイトルからもわかるように、関西人はことあるごとにつっこんでしまうという内容だ。そのためもちろん文中に「ボケ」がいくつも出てくる。そのボケを綺麗に全部拾ってつっこんでいく。読んでいただいた方達にも「特に最後のオチで思わず笑ってしまった」と言っていただけて、評判も良かった。

なのでつっこみどころのあるこの記事は、少なくとも3000pv、うまくいけば5000pvくらいはいくかなぁと思っていた。しかし、いざ蓋を開けてみたら500pvくらいしかいかなかった。

理由は単純で、つっこみどころがなかったのである。僕は仮説を誤っていた。ボケは各所に散りばめられていたが、自分で全て回収し、最終的に「つっこみどころのないおもしろエッセイ」となっていたのである。

有名人ではない限り、つっこみどころのないエッセイなんてまずネットでは読まれない。つっこみどころの認識を誤っていたと、upしてみてやっと気づくことができた。

 

◆失敗事例2.

その後、改めて仮説を立て直し、「つっこみどころ」のある文章を書いたのがこちらだ。

こちら先に最後のオチを言ってしまうと「Hな雑誌の袋とじを開けたくなるという行為は、純粋な人間的心理であり、何の恥ずべき行為ではないのだ!」と書いた。

「わろたwwww」と思わずつっこみたくなるようにして、「エロ×つっこみどころ」とバズ要素が二つも入っているので今度こそ1万pvくらいいくかなと思っていた。これは間違いなくバズるぞ!と。

しかし、これがまったくはねなかったのである。

これに関しては本当に衝撃だった。つっこみどころもエロも入れているのになぜ!?と。読んだ人からも面白い!とLINEがきたりもしたのにだ。

このときは仮説が外れたというより、バズの共通原則が狂ってしまった天変地異かのような感覚に襲われたので、UPした次の日すぐにWeb文章について書かれた本を読みあさった。

そうしたら前述した中川淳一郎さんの著書『ウェブで儲ける人と損する人の法則』が出版された3年後に中川さんが書かれた『ネットのバカ』に答えは見つかった。

3年の時を経て、ネットでウケる11ヶ条になんと1ヶ条追加されていたのである。

それは「ジャズ喫茶理論に当てはまるもの」という項目だった。

ジャズ喫茶とは「互いの自己顕示欲がぶつかり合う場所」。ジャズ喫茶に行くような人は自らのセンスの良さを誇りたいという欲求があると中川さんは言う。超メジャーなジャズミュージシャンのアルバムをリクエストすると、「この素人め」とバカにされ、玄人好みのミュージシャンのアルバムをリクエストすると「おぉ!こいつわかってる!」と他の客から思われる。

これが意味することは、「衆人環視の下では、人々は〝イケてる人〟と思われたい」ということである。

この心理が顕著に出るのが、実名制のFacebookだ。匿名であれば、誰からどう思われようがあまり関係がない。匿名なSNSでは、バカげた記事がシェアされがちである。しかし、Facebookのように実名が伴うとそうも言っていられない。

そこで、もう一度僕が書いた記事のタイトルとサムネイル画像を見てほしい。 

「エロ」は、確かにクリックされる。しかし、Facebookでは拡散されにくい。なぜなら、他人の視線が気になり、人々は〝イケてる人〟と思われたいからである。

例えば、綺麗なお姉さんのハレンチな画像をクリックして、自分にとってドストライクな画像だったとしても、それをシェアするだろうか?と考えてみたら一目瞭然である。家で一人でにやにやしているだけである。

実名でやっている限り、露骨に怪しいタイトルだと誰もいいねしたがらないのである。しかも、この記事のサムネイル画像は実際に「18禁コーナー」の写真を使っている。

これにいいねをすると卑猥だと、周りからバカだと思われるかもしれないと、おそらく読者はひいてしまったのである。

 去年の夏にブログを始めて以来、必ず毎回母親からいいねされるのだが(笑)、現にこの記事だけはいいねされなかったくらいだ。

ちなみに僕のブログはいつもほぼFacebookから読まれている。Facebookで拡散されなかったらまず広く読まれない。そんなFacebookで「いいね」されないので、バズるわけがなかった。

人は、他人の視線が気になる実名制だと、途端に礼儀正しい好青年となるのである。

この記事でただ「エロ」をタイトルに入れればいいというわけではないことを知った。このへんのさじ加減は打席に立って自分で見定めるしかない。 

 

これら2つの失敗事例での学びは、先に仮説を立てて検証したからこそ気付くことができたということだ。

そして、仮に仮説が外れても、その失敗から得た知見でまた仮説を立て直せばいい。「仮説→検証→仮説外れる→情報収集→再び仮説を立てて検証→→(この繰り返し)→→大成功」と、そうすればいつか市場とマッチして、大成功(バズ)が生まれる日が来るはずだ。それまで試行錯誤して打席に立ち続ければいい。 

 

まとめると、

①バズった記事の分析
「バズ要素」を探し出す
バズ要素を入れて、文章を書いてみる
バズらなかったら、仮説を立て直す
再度、検証するため記事制作
自分の扱えるバズの公式を作り上げる 

⇒この繰り返しで、ネットでウケる文章が出来上がる

 

(この記事で散々、仮説仮説言ってきたが、仮説について詳しく知りたい人は『仮説思考』がオススメ。また「バカボンド」「ドラゴン桜」「宇宙兄弟」と数々の人気漫画を担当してきた敏腕編集者である佐渡島庸平さんの『ぼくらの仮説が世界をつくる』も良書。仮説について書かれているのは最初の60ページくらいだが、佐渡島さんが繰り返してきた仮説・検証を追体験できるのですごく面白い)

 

5.無理にバズらせるより、魂をこめた記事

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どうやったらより多くの人に見てもらえるか、仮説の立て方や市場の見極め方について書いてきたが、勘違いしてはいけないが、決してバズることがいいことであるというわけではない。

炎上でもとにかくバズればいいのであれば、バズの可能性を高めることはできるので、その公式をあてはめてやればいい。

しかし、無理にバズらせるよりも、本当に良い記事を魂こめて書いたほうが自分のためになる。

編集プロダクションであるプレスラボ代表の梅田カズヒコさんがこんなわかりやすい例えで、バズる記事について説明していたので引用させてもらう。

芸人で言うと、バズる記事を書く人は、エンタ芸人だと。エンタの神様に出ている人たち、波田陽区ダンディ坂野etc。ただ当然そうなると、一発屋になってしまい寿命が縮まってしまう。なので名前を売るためには早道ではあるけど、あまりいい方法ではない。

逆に長く愛される芸人は、バナナマンおぎやはぎetc。後者の方が視聴者から長く愛される。

このように、本格派芸人になりたければ、良い記事、価値のあると思ったことを発信した方がいい。1つの記事がハマらなくても、やり続けることが大事。

梅田さんは、以前、エレベーターの本を書いたらしい。これはバズりようがない。しかし、テレビがエレベーターの企画を組んだ時、声をかけられるのは梅田さんかエレベーター協会の会長しかいないから、仕事が回ってきたという。

得意ジャンルがあったらそれをやり続け、自分が面白いと思ったものを書く。最初は広く読まれなくても、わかっている人だけに届けばいい。本当に実力がある人は必ず浮かび上がってくるし、必ず評価される。有名になりたいという方は、小手先でバズる記事を書くよりも、長く愛される記事を書く方がいいと言う。


「良い記事」と「バズる記事」は必ずしも同じというわけではないので、自分にしか書けない記事を書くべきだ。 

・「バズ要素」×「着眼点」(コンテンツ力) ×「自分の影響力」=pv

・自分にしか書けないウケる文章=
「自分の書きたいかつ書けること」×「市場を見極める力」

 

この二つの式の、「コンテンツ力」の部分と「自分の書きたいかつ書けること」の部分を決して蔑ろにしてはいけない。むしろここを追究し続けるべきだ。

たった数回のバズで有名になって一発屋で終わってしまわないためにも、文章の基礎体力、地力をつける必要がある。

前々回の記事でも書いたが、本当に面白いと自分が思える記事を魂こめて書いたほうが読者には伝わるし、長い目でみたら自分のためにもなるのである。

 

6.マーケット感覚を身につけよう

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そして、マーケット感覚を身につけ、「自分のできること」と「時代が求めているもの」にうまくマッチさせることができるようになれれば、長く活躍し続けることができる。

第一線で売れ続けている芸人さんは、おそらくこれがしっかりとできている芸人なのだろう。一発屋で終わってしまう芸人は、たまたま自分のネタが「時代」(が求めているもの)とぶつかっただけ。意図的に当てたわけではないと、二発目を当てることができずに一発屋で終わってしまう。

そういう意味で、冒頭でこの記事は「バズらせ方の記事」ではないと書いたが、バズで一発屋にならないための、長く売れ続け、長く愛され続けるための「自分にしか書けないウケる文章の書き方」の記事なのである。

いつも炎上しているイメージのはあちゅうさんだが、この市場を見極める力が半端なく鋭いのだろう。だから、自分のできることと時代が求めているものとをぶつけることができ、よく話題になっても一発屋で終わらず、常に時代の最先端に君臨し続けている。

また芸人のオリエンタルラジオは、武勇伝に始まり、チャラ男とインテリ芸人、ラッスンゴレライ武勇伝ver.、PERFECT HUMANと現在までに4回ブレイクしたと言われている。

デビューしてすぐ売れてしまった芸人がどんどんと消えていく中、マーケット感覚を身につけているオリラジ(著書やインタビュー記事などをいろいろと読ませてもらったが、あっちゃんがこの感覚を兼ね備えていて、「次はこれが来る!」と毎回仕掛け、うまく相方の藤森氏を操っているみたいだ)は、一発屋で終わるどころか、何度もブレイクできるのである。

「今の時代、これが求められている!次はこれが話題になるはず!」と市場を見極める力が飛び抜けているオリエンタルラジオ

一方で、時代や視聴者が求めているものではなく、自分が本当に面白いと思ったお笑いを追究しようとする松本人志

www.youtube.com

(松本人志オリエンタルラジオのPERFECT HUMANに一言。この動画を見ると、同じお笑い芸人でも二人がジャンルの違うところにいることがよくわかる)

コンテンツを追究する松本人志と、マーケット感覚が優れているオリエンタルラジオ

(この両者を比べるのはナンセンスかもしれないが) いきなりコンテンツ力とマーケット感覚を両方意識するのは難しいので、どちらが得意かをまず読者は考えたらいいと思う。

自分は時代や流行に敏感で、例えば新しいWebサービスができたら使わずにはいられず、また実際に自分で新しいものを作ったり発信したい。オリエンタルラジオのように、時代が求めているものに、自分のできる得意なことをマッチさせて、話題を作りたいタイプなのか。

それとも広く一般にはウケないかもしれないが、職人的に自分の好きものについて深く掘り下げて極めたい。松本人志が撮る映画のように、視聴者から「よくわからない」と言われる可能性はあるが、それでも自分が本当に面白い!と思ったものをとことん作っていきたいタイプなのか。


自分にしか書けないウケる文章=「自分の書きたいかつ書けること」×「市場を見極める力」

「自分の書きたいかつ書けること」のコンテンツ力をひたすら極めるのか、「市場を見極める力」を上げて時代とマッチしたものを作っていくのかは、ここは得意不得意があると思うので自分と向き合った上で、楽しんで好きに書ける方をまずは選んだらいいと思う。

 

7.「バズの公式の作り方」ではなく「公式そのものの作り方」を学ぶ

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「バズ要素」×「着眼点」(コンテンツ力) ×「自分の影響力」=pv

先ほどこの公式を紹介したが、書く記事書く記事バズらせる凄腕WEBライターのよっぴーさんが言う、

「広さ」×「深さ」×「距離感」=pv

というバズるコンテンツの方程式も、WEBで文章を書く上でかなり参考になる。これも組み合わせて考えるべきなので、よっぴーさんのインタビュー記事を簡単にまとめておくので参考にしてみてほしい。


「広さ」とは「どのくらいの人たちのためのコンテンツなのか」。

例えば、山梨に取材に行って記事を作ると、それを読んで嬉しいのは、基本的に山梨の人だけ。しかし、そこに「東京から一時間で行ける!」と書くと、東京の人も巻き込める。そうやって記事の対象を広くする。

「深さ」はそのコンテンツに対して、「どれだけ思い入れ、熱量があるか」。

仮にごく少数の人にしか興味を持たれないことでも、その人たちにとってめちゃくちゃ深く刺さると、局所的に数字が取れる。よっぴーさんが書いた「Windows95ノマドする」という記事の対象は狭いが、Windows95を使っていた世代はみんな思い入れが強いから深く刺さる。

最後に「距離感」について。受け手に感じさせるコンテンツの「距離感」で、感情の動きや共感の度合いがまったく変わってくる。

近いと感じられる方が関心を持ってもらえる。例えば、テロの報道。レバノンよりフランスのテロの方が日本では話題になる。日本人にとって、レバノンよりフランスの方が心理的距離が近いのである。

他には、ユーチューバーのHIKAKINさんは、この式だと「広さ」も「深さ」もそんなにない。しかし、距離感がめちゃくちゃ近い。カメラの前で話してくれる。ニコ生主とかも。だからウケるのだと言う。


1.自分にしか書けないウケる文章=「自分の書きたいかつ書けること」×「市場を見極める力」

2.「バズ要素」×「着眼点」(コンテンツ力) ×「自分の影響力」=pv

3.「広さ」×「深さ」×「距離感」=pv

いくつか公式を紹介してきたが、こういう公式を自分で作れるようになれれば、おそらく何をやってもある程度の結果がついてくる気がする。

そういう意味で、狭い範囲で「バズの公式の作り方」ではなく「公式そのものの作り方・考え方」を紹介できたらなと思って本記事を書くに至った。こういう公式を自分で作り上げるために、まずちゃんと打席に立って仮説検証すべきだ。

もしかしたらこの式は間違っているかもしれない。しかし、仮に間違っていたとしても、それが間違っていたとわかるのはあらかじめ仮説を立てて検証したからであって、その時はまた情報収集して再度仮説を立てればいい。そうしたらより正確な公式ができあがる。

前述したオリエンタルラジオの「PERFECT HUMAN」も曲を出していきなり話題になったわけではなく、リリース6曲目だということ知っておくべきだ。全然話題にならなかった過去5曲での失敗からの得られた学びを無駄にしなかったのだろう。すべては失敗から始まり、仮説・検証を繰り返していくことで、少しずつ成功に近づいていくのである。 

 

8.マーケット感覚を養うべき本当の理由

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1.「こういうのを書きたい!」かつ「自分でも書けそう!」という文章の教科書を見つける
2.「今、ネットで何が求められているのか?」を分析する
3.自分が扱える「バズの公式」を作る
4.仮説が外れたときにすべきこと
5.無理にバズらせるより、魂をこめた記事
6.マーケット感覚を身につけよう
7.「バズの公式の作り方」ではなく「公式そのものの作り方」を学ぶ
8.マーケット感覚を養うべき本当の理由

(再度、目次)


自分にしか書けないウケる文章=「自分の書きたいかつ書けること」×「市場を見極める力」

ネットでウケる文章を書きたかったら「今、ネットで求められているもの」を理解する必要があると書いた。そして「マーケット感覚」と「自分のできる好きなこと」とをマッチさせることで長く愛され続けることができると説明してきた。

では最後に、なぜこのマーケット感覚を養った方がいいのか、僕が思う本当の理由について書かせてもらう。そのために改めて少し市場について書かかせてほしい。

市場が求めるものとは、突き詰めれば時代が求めているもの。前述した『マーケット感覚を身につけよう』の著者・ちきりんさん曰く、時代が変わり、所属していた組織が沈み、人生が100年になっても、マーケット感覚を身につけることができたら一生生きていくのに苦労しないと言う。「ブログでアクセス数を集める」というのも典型的な市場型の経験であると。 

ブログで文章を書くだけで、例えば、自分の書いた記事をシェアしてくれている層から判断すると、男性ウケする文章と女性ウケする文章の違いがわかってくる。

 

僕が書いたブログの中で、この二つが特に女性ウケが良かった記事だ。

二つに共通していることは、「ストーリー」で「感情」に訴えているということ。

もちろん女性の方が感情的だと知っている人は山ほどいる。しかし、単に「知っている」のと、経験に基づいて「実感として理解している」とでは雲泥の差である。

女性には感情に訴えた方がいいと知っている人でも、じゃあ実際に「女性に刺さる文章を書いて」と言われると、実感として理解していないなら書くのは難しいだろう。

 

一方で男性ウケの良かった記事はこちらだ。 

この二つに共通しているのは「学術的」な内容であるということ。ストーリー性はなく、非常に論理的な文章である。

一時期、『錯覚の科学』や『選択の科学』といった『〇〇の科学』といったタイトルの本が多く出版されていたが、これはおそらく圧倒的に男性の方が売れているのだろうと予測できる。(調べていないので間違っていたらすみません) 

一方で、女性は「科学」よりも「心理学」の方が好むし、女性層を取り込みたかったら『錯覚の科学』よりも『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』のようなタイトルがいいのかもしれない。 

また一般的に、女性は「恋愛・美容」に関心が強く、男性は「仕事・成功・お金」に興味があると言われている。

女性ウケした「"ワンチャン"しまくり100人斬りした慶應ボーイが、彼女一筋になった話」 (2016/10/10)は「恋愛」の話でもあるし、男性ウケが良かった「風俗嬢は彼氏にただでセックスさせるのか」(2016/11/07)は「お金」の話でもある。

「ブログでアクセス数を集める」という典型的な市場型の経験をすることで、単に知っているではなく、やっと実感として理解することができた。

僕が3年前に書いていたブログは、感情に訴えることが多かった。そのためか女子大生からファンレターをもらったこともあった。

一方で、学術的な内容である「風俗嬢は彼氏にただでセックスさせるのか」(2016/11/07)の記事で、女子大生からファンレターをもらうことはまずありえない。なぜなら、若い女性に刺さる内容ではないからだ。

この記事をUPした後、▲▼会社の代表取締役といった人には何人かありがたいことにフォローしていただけ、年齢層の高めのビジネスマンのウケは非常に良かったが、若い女性からの反響はほとんどなかった。

こんな風に何回か文章を書くだけで、どんな層にどんな文章が刺さるのかが見えてくる。もし、セールスマンがセールスレターを書かなければならなくなったとき、この男女や年齢の違いを理解していれば、層に応じて刺さる文章を書き分けることができる。より多くのお客さんに想いを届けることができるかもしれないのである。

 

◆「ブログくらい好きなことを書かせてくれよ」と思うあなたへ

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しかし、マーケットのことを考えないで、ブログくらい好きなことを書かせてくれよと思うかもしれない。先ほど本格派芸人になりたければ、良い記事、価値のあると思った好きなことを発信した方がいいと言ったばかりではないかと。

プロブロガーではない限り、確かにそれはもちろんそうだ。しかし、ブログに自分の想いなり主張を書く以上、人の目に触れるし、人に見てもらいたいからブログで書いているはずだ。人に見てもらいたくないのなら日記でいいのだから。

人に見てもらう以上、より多くの人に自分の書いた文章が読まれ、もっと言うと自分が書いた文章によって、人を感動させたり、より良い方向へ読者の行動を促すような文章であるべきだと思う。

『ヤフー・トピックスの作り方』(奥村倫弘)に、セルビア共和国コソボ自治州が、同共和国からの独立を宣言したとき、ヤフーニュースはこれを取り上げたと書いていた。

しかしこの記事は、バズ要素が入っていなかったから、ほとんど読まれなかったそうだ。ヤフー・トピックス編集部内では、読まれていないからコソボは独立しなかった」と揶揄されたと言う。

これは非常に身につまされる話で、他人事とは思えなかった。というのも僕もコソボが独立しなかった」ことがあったからだ。

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大学1年生の頃、サークルでフリーペーパーを制作していた。そこで生まれて初めてコラムを書いた。個人的に初めてにしてはよく書けたと思っていた。なので当然、周りからの反応はいいものだと思っていた。

しかし、いざ蓋を開けてみるとサークルの身内ですらほとんど誰も読んでいなかったのである。僕の書いた文章なんて誰も読んでくれてないんだってことに気づいて、悔しく悔しくて涙が出そうになった。コソボが独立しなかった」ように、誰も読んでいなかったゆえ、僕の初めてのコラムデビューは事実上なかったことに、「コラム童貞」とされてしまったのであった。

それから文章に対する考え方が変わった。ちゃんと読者を意識するようになった。書き終えたから「はい、終わり!」ではなく、読者にちゃんと届くまでが仕事であると。

具体的にどう変えていったかは割愛するが、これが僕の文章を書く上での原点だ。今でも「自分の書いた文章なんて誰も読んでくれない」と思って書くようにしている。

これが市場を意識するようになったきっかけだ。周りが何を求めていて、どういった文章がより読まれるのかを考えるようになり、少しずつだが読んでくれる人が増えてきた。 

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文章を書き始めて7年が経つ。今までに自分より面白い文章を書く人を腐るほど見てきた。毎日毎日、山ほど出版される書籍の数々。本屋へ行って新刊を手にする度に「わざわざ僕が文章を書く意義なんてないんじゃないか」と思って書くのをやめてしまおうかと思ったことは何度もあった。

しかし、こんな僕でもある年の暮れに便箋7枚ものブログのファンレターをもらったことがあった。そこには「今年は辛いことばかりで何もうまくいかなかったのですが、森井さんのブログを読んで元気になれました。来年は諦めかけていた夢を掴みにいこうと思います!」と書かれていた。

嬉しく嬉しくて、こんな風に読んでくれている人が一人でもいる限り、どんなことがあっても書き続けようと誓った。

「自分にしか書けないウケる文章」に必要な「自分の書きたいかつ書けること」と「市場を見極める力」について今回長々と書かせてもらったが、

「読者」を意識することによって、読者がプラスの方向へ進むことのできるような文章になるかもしれない。それは読者にとって、忘れられない宝物のような記事になるかもしれない。 

そうなれば、読者にとってだけでなく、自分にとってもとてもかけがえのないことになる。これがマーケット感覚を身につけるべき本当の理由だと僕は思っている。

そんな文章を書いて、読者から感謝された時はすごくすごく嬉しい。それはいつまで経っても慣れることのない喜びであり、何より文章を書いていて本当に良かったと思う瞬間なのだ。 

 

 

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