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思考の整頓

"もやもやしたもの"に輪郭をあたえる

女の子に「学ランを返して」と言えない

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世界からはみ出してしまっている人がすごく気になる。

・合コンに来ているのに何もしゃべらない人。
・すごくキラキラしたリア充集団のイベサーにいるのに、はじっこでぽつんとしている人。
・ボウリングでストライクを取ったのに誰ともハイタッチすることになく冷静に帰ってくる人。

世界からはみ出さないようにギリギリで生きている人が気になってしまう。というのもぼくも世界からはみ出さないように生きてきたからだ。(しかし、はみ出してしまっていたと思う)

大学生になって初めて飲み会というものを知った。

飲み会が苦手だった。
両隣の人が反対を向いて話し始めてしまったら、もう世界から取り残されてしまう。前に座っている人の話に入ろうとしても入れない。すぐにゲームオーバーだ。

この世界からはみ出し、マイナスの輝きを放ってしまうことになる。
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中学3年生だった頃の話。
秋になりみんなが学ランを着始める頃、ぼくだけカッターシャツのままだったことがあった。

理由は、なに大したことではない。貸した学ランが返ってきていなかったのだ。

夏に行われた体育祭で応援団をする人は、学ランを着て応援することになっていた。当然、学ランを持っていない女子は男子に借りることになる。そこでぼくは同じクラスのちひろちゃんに貸した。

それが返ってきていなかったのである。当時、内気な性格だったぼくは「学ランを返して」とは言えなかった。

体育祭が終わり、秋がやってきた。みんなが学ランを着ている中、ぼくだけシャツのままで、周りの皆から「寒ないん?」「なんで学ラン着ぃひんの?」と言われて初めて「ちひろちゃんに、学ラン貸したままでさ……」とやっと言うことができたのであった。

「あ!ごめん!!!クリーニングに出したままで取りに行ってなかった!!!!」

世界からはみ出した者は、マイナスの輝きを放ってからやっと気づいてもらえる。
学ラン一つ着るのにも、不自然さが漂う。
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そんなぼくだが、最近は少し世界に触れるようになってきた気がする。飲み会も少しずつ克服できるようになってきた。

去年の年末にTwitter「年賀状が欲しい」とつぶやいたら、「年賀状書くから住所教えて!」と言ってくれた女の子がいた。

就活生だった頃のバレンタインデイでは、

「内定よりチョコがほしい。
※ただしバレンタインデイに限る」

とつぶやいたら、「チョコあげるから会いたい」と言ってくれた子がいた。

SNSのおかげで、やっと少し世界に触れるようになった気がする。

チョコが欲しいと言って、チョコがもらえるなんて、なんて良い世の中なのだ。

あぁ、今年はチョコがほしいなぁ(誰か)

 

 

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